そもそも無添加って何?無添加石鹸がほんとうに無添加なのか調べてみる。
2008/03/20/Thu
当初は現在使ってるスキンケアグッズや最安の無添加石けんの紹介みたいな軽〜い、エントリーになるはずだったんですが、調べていくうちに雲行きが怪しくなる。同じ無添加石鹸のはずなのに比べてみると製造メーカーごとで含まれている成分が違うんですよ。これはおかしい。
てか無添加って何?
化学的なものが入ってなくてなんか体に良さそう・・・ぐらいしか無添加を認識してなかったんですがどうやらそれは違った模様。気になったんでちょいと無添加について調べてみました。
まず無添加についてですが「無添加とは」とかでググると腐るほどヒットします。
・無添加化粧品とは? |無添加化粧品生活
・無添加シリーズ : 無添加商品Q&A
詳しくはリンク先を読んでいただければ分かるんですが、早い話それらをまとめて要約すると旧表示指定成分さえ含まれていなければ全て無添加とうたっていいわけです。表示指定成分というのは「厚生大臣が指定する成分表示」のことでアレルギーを起こす可能性のある102の成分のことなんだそうですが、それさえ含んでさえいなければ他にどんな化学物質が含まれていようが無添加商品ということになります。この解釈だと将来的に危険だと判明される成分が含まれていようが現時点では無添加と言い切っても問題ない事になりますよね。つまり無添加と書いてあるからといって必ずしも天然素材100%で構成されているわけでは無いし、無添加だから体に良いなんて全く根拠がないわけです。
・安全な洗剤?セールストークのウソ・ホント
以下リンク先より抜粋
天然「系」素材と天然素材では全く別物だということです。手作り風餃子が実際は工場の機械で作られているのと一緒ですね。手作りっぽく見えるというだけで。
商品例を出すとこちら
・健康王国フアスト 無添加せっけん ピュアソープ135g [3個入] 210円
・お肌に優しい、100%植物性原料(石鹸素地)使用のナチュラルな無添加ソープです。
・香料、着色料、防腐剤を使用しておりません
完全無添加で3個210円ならめっちゃ安いやん!・・・と思ってたんですが、成分に「エチドロン酸」と書いてあります。
・livedoor ニュース - エチドロン酸を調べてみた
・トコフェロール、エチドロン酸4Naは人体に害がありますか? - Yahoo!知恵袋
・市販石鹸によく見るエチドロン酸について調べてみました
エチドロン酸とはキレート剤(金属イオン封鎖剤)と呼ばれる水道水に含まれるマグネシウムなどの金属成分から石鹸の変色や変質を防ぐ合成化学物質のようです。香料、着色料、防腐剤を使用して無いとは書いてありますが、「合成化学物質を使用して無い」とは書いてありませんのでメーカー側は何も嘘は付いてない訳です。勝手に自分が完全無添加だとそう思い込んでただけで。実に巧妙ですね。
純石けん分99%のシャボン玉石けんに対し、ピュアソープは100%植物性原料とか書いてあったもんだから「こっちの無添加石鹸の方がすげーじゃん!」とかねもうホント単純に数字だけ見てそう思い込んでいたんですが、これまた調べていくと一般的に流通しているいわゆる「無添加石鹸」と「純石けん」では全く意味合い異なるものらしい。
・石けん学のすすめ
純石けんとは「純石けん分」以外のものを含まないという意味で無垢であり、とくに純石けん分が高い(純石けん分98%・99%)ものを指します。
対する無添加石鹸ですが、上記のとおり無添加の定義は旧表示指定成分を含んで無いことです。つまり旧表示指定成分を除きさえすれば例え「表示義務の無い添加物」を入れまくっても無添加石鹸としての体面は守られるわけですね。極端な話、100%植物性原料から作られた「表示義務の無い合成化学物質」が8割、純石けん分が2割の石鹸が作られたとしてもこれも無添加石鹸と言っていいわけですね。
そういえば、そもそも石鹸って何?
・石鹸Q&A−本物の無添加石鹸とは?
・「石けん」って何?
・キッズラップ:合成界面活性剤から子供を守る
□石けん=汚れを落とす成分が「石けん」(脂肪酸ナトリウム/脂肪酸カリウム)のもの
■合成洗剤=汚れを落とす成分が「石けん」以外のもの
更に合成洗剤=合成界面活性剤なのでつまり石鹸以外はシャンプーも食器用洗剤も洗濯洗剤もすべて同じ部類のもので洗っていることになる。そう考えると「合成界面活性剤」が危ないといわれる方の意見も納得できる部分がありますね。
◎無添加のまとめ
※無添加とは旧表示指定成分を含んで無いというだけである。従って無添加には化学物質が含まれていないわけじゃ無いし他の製品と比べて特別安心なわけでも無い。
※天然素材を原料にしているからといって特別安全なわけでもないし、エコに貢献しているわけでもない。実際に含まれている成分が何かに注目する。
※「化学物質を一切含まない」などの明記が無い場合は基本的に何かしらの化学添加物が含まれていると思って間違いない。
※純石けんと無添加石鹸では内容が異なる。純石けんは純石けん分が98%以上を占めるものを指すが無添加石鹸は純度に特にこだわりは無い。
ここまで長々と書いときながらホントあれですけど、自分としてはそこまで無添加にこだわってないんですよ。ただね、どうせ無添加石鹸を使うんだったら完全無添加のやつを使いたいってだけです。無添加石鹸って結構割高じゃないですか。「無添加」という事に対して高い代価を払うのに中途半端に化学物質が入ってるようならもう普通の石鹸を買った方が何倍もマシです。すぐ物事を0か1かで判断してしまうのは自分の悪いところですが(^ω^;
まぁ無添加について調べていくのも面白かったので良かったんですけど、その結果分かったのが前回のエントリーで使い始めたキューピー ベビー石けんが全然無添加石鹸とは無縁のものだったということ。「色素無添加」という文字だけに目がいって勝手に無添加石鹸だと思い込んじゃったんですけど、箱裏の成分をみれば酸化チタンやらステアリン酸やらその他諸々化学物質のオンパレード。いやはやお恥ずかしい。まあそれでも一応「低刺激」と書いてありますし、風呂上りにちゃんと保水さえしておけば今のとこ快適に過ごせてるんだからこの石けんでも全く問題ないですね。
無添加や成分については知識として知っておくのと後々何かしらお肌にトラブルが合ったときに役に立つかな?って程度で今現在に何も問題が無ければそこまで神経質になって無添加を使う必要も無いんじゃないかというのが自分の結論です。経済的にも負担が大きくなりますしね。
そうは言ってもやっぱし体の事だし成分が気になる!という知的探究心の強い方はこちらを参考にされるといいんじゃないでしょうか。
・化粧品配合成分事典
前回のエントリー
・「シャンプーとリンスを使わない」を止めてから2週間後の経過報告
・「シャンプーとリンスと石鹸は使わない方がいい」を1年間実践してみた結果報告
てか無添加って何?
化学的なものが入ってなくてなんか体に良さそう・・・ぐらいしか無添加を認識してなかったんですがどうやらそれは違った模様。気になったんでちょいと無添加について調べてみました。
まず無添加についてですが「無添加とは」とかでググると腐るほどヒットします。
・無添加化粧品とは? |無添加化粧品生活
・無添加シリーズ : 無添加商品Q&A
詳しくはリンク先を読んでいただければ分かるんですが、早い話それらをまとめて要約すると旧表示指定成分さえ含まれていなければ全て無添加とうたっていいわけです。表示指定成分というのは「厚生大臣が指定する成分表示」のことでアレルギーを起こす可能性のある102の成分のことなんだそうですが、それさえ含んでさえいなければ他にどんな化学物質が含まれていようが無添加商品ということになります。この解釈だと将来的に危険だと判明される成分が含まれていようが現時点では無添加と言い切っても問題ない事になりますよね。つまり無添加と書いてあるからといって必ずしも天然素材100%で構成されているわけでは無いし、無添加だから体に良いなんて全く根拠がないわけです。
・安全な洗剤?セールストークのウソ・ホント
以下リンク先より抜粋
何より大事なことは、安全かどうかを決めるのは、原料が何かということではなくて、その物質そのものが何であるかということです。石油から作ろうとヤシ油から作ろうと、「アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム」であることに変わりありません。石けんに比べて生分解は遅く、魚に対する毒性は強いのです。
天然「系」素材と天然素材では全く別物だということです。手作り風餃子が実際は工場の機械で作られているのと一緒ですね。手作りっぽく見えるというだけで。
商品例を出すとこちら
・健康王国フアスト 無添加せっけん ピュアソープ135g [3個入] 210円
・お肌に優しい、100%植物性原料(石鹸素地)使用のナチュラルな無添加ソープです。
・香料、着色料、防腐剤を使用しておりません
完全無添加で3個210円ならめっちゃ安いやん!・・・と思ってたんですが、成分に「エチドロン酸」と書いてあります。
・livedoor ニュース - エチドロン酸を調べてみた
・トコフェロール、エチドロン酸4Naは人体に害がありますか? - Yahoo!知恵袋
・市販石鹸によく見るエチドロン酸について調べてみました
エチドロン酸とはキレート剤(金属イオン封鎖剤)と呼ばれる水道水に含まれるマグネシウムなどの金属成分から石鹸の変色や変質を防ぐ合成化学物質のようです。香料、着色料、防腐剤を使用して無いとは書いてありますが、「合成化学物質を使用して無い」とは書いてありませんのでメーカー側は何も嘘は付いてない訳です。勝手に自分が完全無添加だとそう思い込んでただけで。実に巧妙ですね。
純石けん分99%のシャボン玉石けんに対し、ピュアソープは100%植物性原料とか書いてあったもんだから「こっちの無添加石鹸の方がすげーじゃん!」とかねもうホント単純に数字だけ見てそう思い込んでいたんですが、これまた調べていくと一般的に流通しているいわゆる「無添加石鹸」と「純石けん」では全く意味合い異なるものらしい。
・石けん学のすすめ
純石けんとは「純石けん分」以外のものを含まないという意味で無垢であり、とくに純石けん分が高い(純石けん分98%・99%)ものを指します。
対する無添加石鹸ですが、上記のとおり無添加の定義は旧表示指定成分を含んで無いことです。つまり旧表示指定成分を除きさえすれば例え「表示義務の無い添加物」を入れまくっても無添加石鹸としての体面は守られるわけですね。極端な話、100%植物性原料から作られた「表示義務の無い合成化学物質」が8割、純石けん分が2割の石鹸が作られたとしてもこれも無添加石鹸と言っていいわけですね。
そういえば、そもそも石鹸って何?
・石鹸Q&A−本物の無添加石鹸とは?
・「石けん」って何?
・キッズラップ:合成界面活性剤から子供を守る
□石けん=汚れを落とす成分が「石けん」(脂肪酸ナトリウム/脂肪酸カリウム)のもの
■合成洗剤=汚れを落とす成分が「石けん」以外のもの
更に合成洗剤=合成界面活性剤なのでつまり石鹸以外はシャンプーも食器用洗剤も洗濯洗剤もすべて同じ部類のもので洗っていることになる。そう考えると「合成界面活性剤」が危ないといわれる方の意見も納得できる部分がありますね。
◎無添加のまとめ
※無添加とは旧表示指定成分を含んで無いというだけである。従って無添加には化学物質が含まれていないわけじゃ無いし他の製品と比べて特別安心なわけでも無い。
※天然素材を原料にしているからといって特別安全なわけでもないし、エコに貢献しているわけでもない。実際に含まれている成分が何かに注目する。
※「化学物質を一切含まない」などの明記が無い場合は基本的に何かしらの化学添加物が含まれていると思って間違いない。
※純石けんと無添加石鹸では内容が異なる。純石けんは純石けん分が98%以上を占めるものを指すが無添加石鹸は純度に特にこだわりは無い。
ここまで長々と書いときながらホントあれですけど、自分としてはそこまで無添加にこだわってないんですよ。ただね、どうせ無添加石鹸を使うんだったら完全無添加のやつを使いたいってだけです。無添加石鹸って結構割高じゃないですか。「無添加」という事に対して高い代価を払うのに中途半端に化学物質が入ってるようならもう普通の石鹸を買った方が何倍もマシです。すぐ物事を0か1かで判断してしまうのは自分の悪いところですが(^ω^;
まぁ無添加について調べていくのも面白かったので良かったんですけど、その結果分かったのが前回のエントリーで使い始めたキューピー ベビー石けんが全然無添加石鹸とは無縁のものだったということ。「色素無添加」という文字だけに目がいって勝手に無添加石鹸だと思い込んじゃったんですけど、箱裏の成分をみれば酸化チタンやらステアリン酸やらその他諸々化学物質のオンパレード。いやはやお恥ずかしい。まあそれでも一応「低刺激」と書いてありますし、風呂上りにちゃんと保水さえしておけば今のとこ快適に過ごせてるんだからこの石けんでも全く問題ないですね。
無添加や成分については知識として知っておくのと後々何かしらお肌にトラブルが合ったときに役に立つかな?って程度で今現在に何も問題が無ければそこまで神経質になって無添加を使う必要も無いんじゃないかというのが自分の結論です。経済的にも負担が大きくなりますしね。
そうは言ってもやっぱし体の事だし成分が気になる!という知的探究心の強い方はこちらを参考にされるといいんじゃないでしょうか。
・化粧品配合成分事典
前回のエントリー
・「シャンプーとリンスを使わない」を止めてから2週間後の経過報告
・「シャンプーとリンスと石鹸は使わない方がいい」を1年間実践してみた結果報告
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